ゴールデンウィークは子供と自然体験できる愛知県の遊び場、日間賀島へ!
息子は生き物が大好きで、公園に行けばいつも虫を探し回っています。 そんな子ども達にもっと自然体験をして楽しんでもらうべく、向かった先は日間賀島です。
名古屋市内から車で約1時間、高速船で10分なのでとっても気軽に行ける距離です。
ゴールデンウィークには外遊びが大好きな子どもが楽しめるイベント「海と空の自然学校」を開催しています。イベント以外にも生き物と触れ合える穴場スポットもあるので、子どもと一緒にお手軽に自然体験をしたい方にはうってつけです!
日間賀島で子供と一緒に自然体験しよう!
目次
●日間賀島で子供と一緒に自然体験しよう!
○日間賀島で手軽に自然体験できる「海と空の自然学校」
・冒険好きで活発な子におすすめスクール
・工作が好きな子におすすめクラフト教室
○日間賀島の穴場スポットでかに取り
・磯にいる海の生き物
・磯遊びであると嬉しい持ち物
・磯遊びの注意点
○自然体験を通して成長を促す冒険教育
日間賀島で手軽に自然体験できる「海と空の自然学校」
日間賀島では毎年、夏休みには「キッズアドベンチャー」、ゴールデンウィークには「空と海の自然学校」という子ども向けのイベントを開催しています。 このイベントがとっても面白そうだったので、私も日間賀島に行くことに決めました。
島の西側にある海岸”サンセットビーチ”で受付をしています。受付開始が9時30分からとなっていますが、1日に数回スクールスケジュールが組まれているので、朝一番に行かなくても参加できます。
冒険好きで活発な子におすすめスクール
・ジャングル アドベンチャー
・ツリートレッキング スクール
・シーカヤック スクール&ウミネコ ウォッチング
・スポーツカイト スクール
・磯のミクロ・アドベンチャー
【ジャングルアドベンチャー】はかなり本気のスクールで、大人も子どもも迷彩服に着替えてヘルメットをかぶり、車に乗り込んで日間賀島の山の中に入っていくという、かなり本格的な冒険です!
このスクールは子どもだけではなく、親も一緒に参加しないといけません。 ”崖登りや密林の踏破など…” 親も子も一緒になって冒険すれば、絆も深まってとても良いコミュニケーションになります。しかし、体力に自信にある方じゃないと…大変です。
生き物好きの息子の興味をひいたのが【磯のミクロ・アドベンチャー】です。箱メガネを使って、磯を探検して生き物を見つけたり観察したりできるイベントです。これは楽しそう!
潮が引いている干潮の時じゃないと開催できないそうで、タイミングによっては参加できないこともあります。
工作が好きな子におすすめクラフト教室
・「海の宝物」ハンドクラフト作り
・「海の宝物」スクリュー船作り
・「海の宝物」シェルピクチャー
・「海の宝物」サンドピクチャー
・「海の宝物」アワビアクセサリー作り
・「海の宝物」万華鏡作り
・「空の宝物」プロペラ飛行機作り
・「森の宝物」フォトスタンド作り
クラフト教室では小さな子どもから大人も夢中になって製作活動に励んでいました。写真たてやアクセサリーは旅のいい思い出になります。
【「海の宝物」スクリュー船作り】や【「空の宝物」プロペラ飛行機作り】は、作ったものを実際飛ばしたりして遊べるので、作った飛行機を追いかけて広いビーチを笑いながら走っている姿がとても微笑ましかったです。
他にも気軽に参加できるアチェーリーや輪投げなどのミニゲームもあって、ビーチからは終始子ども達の笑顔と笑い声が溢れていました。
ものすごく混雑している事はまったくなくて、いつも程よい人が参加していて、島ならではのゆったりした時間も楽しむ事ができるイベントなのも良かったです。
日間賀島の穴場スポットでかに取り
ビーチで波と戯れて遊ぶのも楽しいのですが、子ども連れにおすすめしたいのが、穴場スポットの磯です。ビーチと同じで磯も東西にそれぞれあります。
日間賀島には東港と西港の2つの港があり、どちらの港で下船するのか選べます。どちらの港も降りるとすぐ近くに砂浜が綺麗なビーチがあります。東側には「サンライズビーチ」西側には「サンセットビーチ」。
西側:サンセットビーチを通り過ぎてさらに直進すると階段があるので、そこを下ると岩がゴロゴロ転がった磯が広がっています。
東側:サンライズビーチを通り過ぎてさらに直進して、突き当たりを左に曲がって階段を下りると磯があるのです。
磯にいる海の生き物
一見すると岩や石がゴロゴロと転がっているだけに見えるのですが、よ〜く目を凝らして見てみるとたくさんの生き物がいることがわかります。
カニ、ヤドカリ、イソギンチャク、フジツボ、貝の仲間、ヒトデ・・・。
子ども達はカニをつかまえるのに夢中です。
そーっと石を持ち上げてみるとサササッとカニが動き出す様子が面白い。 7〜8㎝ほどの小さなイソガニは、ハサミが大きいカニ、すばしっこく動くカニ、隠れ上手なカニなど、同じように見えてもみんなそれぞれ特徴があって、甲羅の色や模様も様々なので比べてみると面白い。
カニに指を挟まれて「いててー」と笑いながらたくさんのカニを見つけていました。
持参した小さな飼育ケースの中に入れて、カニの腹を近くから観察したり、岩で囲いを作った中につかまえたカニと水を入れて、カニのお家を作ってカニが隠れたり動く様子を観察したり。磯遊び楽しい。
磯遊びであると嬉しい持ち物
海に行く時と同じように水着や着替えなどの持ち物以外に、磯であると嬉しい・助かる持ち物があります。
・軍手
・絆創膏
・帽子
・上着
・虫眼鏡
軍手は必須です。砂浜と違って磯は岩がゴロゴロしていますし、貝殻が割れたものがたくさん落ちています。石を持ち上げたり手をついたりする時に、軍手がないと怪我をしてしまうので必ず持参しましょう。
軍手をしていてもやっぱり擦ったり切ったりしてしまって、砂が傷口につくと痛いので絆創膏もあると助かります。ゴールでウィークでも日差しが強いので帽子をかぶり、時間帯によっては風が少し肌寒く感じる事もあったので上着もあると安心です。
虫眼鏡があると生き物の観察が断然面白くなります。
私たちはいつも生き物の観察をするときは虫眼鏡、飼育ケース、観察ノート、色鉛筆のセットを持っていきます。観察ノートは生き物の記録だけでなく、旅の記録にもなるので、後から見返すのも楽しみのひとつです。
○磯遊びの注意点
1.ゴールデンウィークの5月にも触手に触るとミミズ腫れになるアカクラゲを見かけました。触ると危険な生物もいるので、子どもには何でもいきなり触らないように伝えて、大人が近くで子どもの様子を見ておきましょう。
2.磯には大きな貝殻が割れたものがたくさんあって、転んだりしたらとても危険です。サンダルなどの靴では足元も安定しないし海藻で滑りやすい場所もあるので必ず運動靴で行きましょう。
3.潮が満ちてきたら早めに磯から上がり、波が強い場合は近づかないようにしましょう。
4.海の生き物は観察させてもらったら感謝して、そっと優しく海に戻しましょう。
自然体験を通して成長を促す冒険教育
日間賀島で自然学校を開催している日間賀アイランドリゾートでは、自然体験は子どもの成長を促すことができる”冒険教育”なのだと言っています。
【冒険教育とは】
大自然における冒険活動を通して、勇気や挑戦心を養い、そこから得られる達成感や充実感を味わうと共に、新しい自分を発見したり、潜在している自らの能力・可能性に気付く。そうしたプロセスの中から自分自身に対する意識を向上させ、人間形成を図ることを目的とした教育です。
※日間賀アイランドリゾートより引用
普段の日常とは異なる環境での経験や発見は、子どものいい刺激になると思います。
興味を持って、ちょっと不安もあるけど挑戦し、成功したり失敗したりして何かに気付き、そして自信をつけて視野が広がるきっかけになる。興味→挑戦→発見→成長→興味…このサイクルを何度も繰り返すことで、より豊かになれるのだと思います。
そして何より、自然って気持ちいい!!!
私たち家族の日常生活は山や海とは全く接することのない環境なので、日間賀島の景色にものすごーく開放感を感じました。
空ってこんなに広いんだ。
海ってこんなに大きいんだ。
風ってこんなに気持ちいいんだ。
子どもと一緒にこんな事を身体で実感できる機会をたくさん作っていきたいと思っています。
波うつ海を見て「水がたくさんあるね!」なんて子どもが素直に思えるのって、すごく嬉しい。「地平線だねー!」と興奮する私に「水平線だね。」と冷静に指摘してくれる家族がいて、一緒に笑い合えるのって、すごく嬉しい。
そんな事を感じたゴールデンウィークでした。
今週のお題「ゴールデンウィーク2017」
のこころ
記事はGWですが、夏にもいっぱいイベントがあるようです!夏休みは少し足を伸ばして、子ども達に自然体験&冒険体験させてあげたいですね♪